2024年 コース委員会 議事録
日時 | 2024年5月26日(日) |
場所 | 倉敷カントリー倶楽部 VIPルーム |
出席者
(順不同) |
星島和一郎キャプテン/鴨井尚志担当理事/橋本正委員長
大原実 委員/松永光弘委員/砂山拡子委員 |
欠席 |
岡本昌樹委員 |
【議案】
1)コース管理から報告(2023年1月~2023年12月)
①月度ごとの主な作業報告
9月にコアリングを実施した関係でクラブ選手権にグリーン回復が間に合わなかったことをお詫びする。
「クラブ選手権は最も重要な大会なので非常に残念。クラブ選手権を高速グリーンに出来ないか?」
→芝の成長サイクル的に9月に高速グリーン仕様には出来ない。
9月初旬のコアリングは一般的だが、猛暑の影響で実施時期が遅くなってしまった。今後も猛暑は続くと考えられるのでコアリングの時期を11月末にしてクラブ選手権には良い状態のグリーンに仕上げるようにしたい。
②18番ホール グリーン周りの裸地対策
上がりホールで印象に強く残るホールになるので早急に裸地化を改善していきます。
外周の樹木の成長(日照時間が少ない、樹木根が土壌に侵入)と水捌けの悪い土壌の影響
【短期的改善】
グリーン手前は排出改善、芝の張替えを実施(6月・梅雨入り前)
グリーン周辺はコアリングして土壌改良剤を散布する(7月頃)
【長期的改善】
樹木の伐採と根切り/枝打ちして日照時間の確保、暗渠排水工事により水捌けを改善していく
昔に比べて樹木が大きくなっているので、樹木の伐採を計画的に進めていく
③コース全体の裸地改善対策
ティグランドの裸地化が加速している。緊急の課題と認識しており対策を進めていきます。
【裸地化する要因】
陽当りが悪い(日照時間が少ない)、水捌けが悪い、ティの面積が小さい、樹木の根が入り込む
【裸地化を無くすための長期的対策】
日照時間を確保するために悪影響を及ぼしている樹木を伐採する
水捌けの悪いところは土床を入替えていく(No.5、No.8など)
ティグランドの拡張を検討していく
「ティグランドの状態がひどい。幅広くとる必要は無いのでティエリアを分割して芝の育成を図れないか?」
→ティグランドを前後左右に分割して、芝の保護・育成を図るようにしていきます。同時に、芝の生育には日照時間が大きく影響している。日照時間を確保するためにはティグランド周りの樹木を伐っていくことも必要と考えている。特にNo.15は大きな杉の木などの影響で日照時間が足りていない。
「ティグランドを分割する際はローピングして人を入らせないようにして保護することが重要」
→分割する際はローピングするようにします。
「女性用のティグランドも状態の悪いところがある」
→全てのティグランドを確認して必要な改善を計画的に進めていきます。
2)その他のご意見
「バンカーの砂の量はどのように管理しているのか?」
→年に2回、砂の補充を実施している。砂の種類を川砂から、海砂にしたことで管理がし易くなっている。今使っている海砂は水捌けが良く粒子が細かくて揃っているのでグリーン上に残った砂の後処理も手が掛からない。
「コースには枯れ松も多く目立っている。」
→危険度から判断して優先順位をつけて枯れ松の処理を進めている。しかしそれだけでは枯れ松が減らないのが現状。計画的に伐採を加速することを検討していきます。
「練習場の木々も伐らないといけないのでは?」
→計画的に整備を進めていきます。
「このようなコース改善情報はどうやって情報共有していくのか?」
→会員用のトンボ通信で情報提供を行っていきます。ホームページにも掲載します。
「5番と17番のドロップエリアは人口芝マットのままなのか?」
→人口芝のマットは倉カンに相応しくないというご意見は入っている。現状の場所だと日照時間が少ないので場所を変えることで天然の芝で対応可能と考えている。ドロップエリアを何ヵ所か設定してローテーションしながら運用することが出来ないか(候補地を複数コース委員会に改めて提出する。それらの候補地の中から状況を見て適宜現場で場所決めしていく運用としたい)
「11番フェアウェイ左の枯れ松の後は、植樹は検討されてるか?伐るだけでは簡単になり過ぎないか?」
→11番の枯れ松はいずれ伐らないといけない。その後に木を植えることは現時点では考えていない。左の枯れ松を伐っても簡単にはならないというご意見もあり、今後検討を進めていきます。
3)今後の対応
・ティグラウンドの日照時間を確保するための樹木伐採計画をコース委員会に提案
・5番と17番の新しいドロップエリア候補地をコース委員会に提案
以上
2024.05.27 04:24 更新